商品紹介 ジアマンチーナ ヨシマツ

商品紹介 

気が付けば4月も半ばになりましたが、

いかがお過ごしでしょうか?


今回紹介する豆を学ぶにあたり、心揺さぶられたのでそちらについて書いていきます。



国すら見放していた土地でコーヒー栽培を始めた人の物語


紹介する豆は

DIAMANTINA YOSHIMATSU

(ジアマンチーナ ヨシマツ)

ジアマンチーナはブラジル、ミナス州

ジアマンチーナという地名のことで、

ポルトガル語で『ダイヤモンド』を意味し、昔から金やダイヤモンドの産地で、

農業には適さない土地だったそうです。

コーヒー栽培に関しても国から融資を受けられないほどの場所。


しかし、どうしてもコーヒーを作りたいという夢を持った一人の日本人が1978年、すべて自腹で6000本ものコーヒーの木を植えます。後のヨシマツ農園のオーナー、吉松早苗さんです。


国からの融資もないので本来ならトラクターなどの機械を揃えて行う作業をすべて手作業で行い、「コーヒーなどできない土地」「国も見放した土地」と言われた場所で1980年に最初の収穫を迎えます。


無事に収穫できたことだけでも驚きですが、さらに収穫品は高品質だったそうです。


その後、国もこの土地をコーヒー栽培適合地として認め、農場は順調に拡大していき、今では長男リカルドさんが農場経営にいろいろな改善を加え80ヘクタール以上もの農地でコーヒーを栽培しているそうです。(詳しくはお店にパンフレットがあります)


生まれ故郷でもない異国の地で、国からの援助もして貰えない状況で、一から手作業で始めた吉松さん。
きっと途方もない努力の積み重ねがあったことでしょう。


夢が叶うかどうかなんて誰にも分かりません。ただ、どうしたら良いか色々な方法を考え、一つ一つ小さなことからあきらめないで挑戦し続けていくことが大きことを成すために大切なんだとこの豆の紹介を書くにあたり改めて学び、心揺さぶられたので書かせて貰いました。


ただの石と思っていても、磨いてみれば実はダイヤモンドかも知れません。

しかし、磨き始めてみないことには分かりません。


不安定で暗い気分になりがちな今の世の中ですが吉松さんのように挑戦し、ちょっとずつでもやりたいこと実現させて、人生が明るく光るものになると信じて磨いていきましょう。


このダイヤモンドの名が付いたコーヒーを楽しみながら。


DIAMANTINA YOSHIMATSU
(ジアマンチーナ ヨシマツ)

生豆200g ¥850



苦味とコクがありつつも軽やかな味わい。チョコレートの様な香り。


浅煎り、中煎り、深煎りどの焙煎度合いでも風味豊かな特徴のある味になります。



*焙煎により15~20%ほど軽くなるため、焼き上がりは160~170gです。






最後までお読み頂きありがとうございました。良いコーヒーライフを。






珈琲豆処ブラウンチップ

◇平店 TEL 0246-29-3639


◇錦店 TEL 0246-77-1414


営業時間 10:00~18:00


定休日:水曜日


焙煎には20分程度お時間を要します。

お待たせしない電話予約をご利用ください。